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暦年贈与の110万の非課税枠について

お子様やお孫様に毎年110万円の贈与をされていますか?

 

非課税枠内であれば贈与税がかからないってことで、相続対策で使っている方も多いと思いますが、この非課税枠が廃止されるのでは?という話がよく出ています。

 

税理士さんなどとも話しをするのですが、やっぱり「決まってはいないが遅かれ早かれ廃止される」っていう印象ですね。日本は借金大国。コロナ渦でそれは加速してますから、やっぱ将来的に色々と増税方向なんでしょうね…。

 

もっとも生前贈与は仮に非課税枠が無くなったとしても、相続対策としては引き続き有効です。特に相続税率が高くなりそうな方は、10%とか低税率に収まる金額で複数の子、孫に何年間も贈与することで、数千万の相続財産を減らせますからね。

 

あと、贈与は「あげたよ、貰ったよ」という相互認識が大切です。相続対策のつもりで子や孫の通帳に毎年入金していても、その通帳を親が管理していて印鑑も親と一緒、貰った本人は通帳の存在も知らないなんてことだと、名義預金として贈与と見なされないかもしれません。

 

これから、銀行や保険会社などでも「贈与はお早めに!」みたいな声かけが増えるかもしれません。今一度、贈与について正しいルールを確認しておきましょう。